ドラムクリッパーの紹介


鶴見倉庫ではドラム缶の取り扱いが数多くあります。

ドラム缶を安全に運搬するためにフォークリフトに
【ドラムクリッパー】と呼ばれるアタッチメントを付けて荷役を行います。
アタッチメントを付けることで
安全で容易にドラム缶を運ぶことができます。

ドラムクリッパーの肝となる部分は先端にあるクリッパー(爪)になります。ドラム缶の縁(チャイム)がクリッパーの下アゴの部分に当たると同時に、上アゴが飛び出し、この2つがドラム缶の縁を挟み込み、しっかりと掴み保持する仕組みです。下アゴに掛かる力が、そのまま上アゴが掴もうという力になります。つまり下アゴに掛かったドラム缶の自重が、上アゴの掴む力に反映されるので、重たいドラム缶になるほど、強い力で掴むことになります。

ドラム缶に対して真正面から掴むことが重要なポイントで、斜めから入ってしまうと上下のアゴがしっかり掴むことができず、運搬時の振動で落下する恐れもあります。こうした事故を防ぐため、クリッパー自身が横動し、多少の位置のズレに対応できる機能が付いたものもございます。また雨天時で濡れているときは滑ることがあり、このような場合には、一旦フォークリフトを降りて確認を行う等、安全を徹底する必要があります。

複雑な動きなので、動画をご覧ください。